フィリピン台風に関するメッセージ

フィリピン台風に関するメッセージ

フィリピン人共同体の皆さまへ
　この度、フィリピンでの台風３０号によって多くの死者と大変な被害が出たことについて、心からお見舞い申し上げます。
　皆さまの中には被災地に家族や親せき、友人をお持ちの方も多くいらっしゃると思います。国を離れていることで詳しい情報も得にくく、心配されていることとお察しします。私たちはこの台風で亡くなられた方々のために、そして今被害のただ中にある人々のために心から祈りたいと思います。
　思えば２０１１年の東日本大震災に際しては、フィリピンの国からも多大な支援を頂きました。また、日本のフィリピン人共同体からは同じ日本のカトリック教会のメンバーとして一緒に支援活動ができたことを感謝のうちに思い起こしています。今回の台風についても、同じ連帯が両国の間で続き広がるように活動していきたいと思っています。
　一刻も早い援助と復興が実現しますように祈っています。

小教区の皆さま
　今、多くの場所でフィリピンでの台風３０号の被災者のために募金などの支援活動が行われています。日本の教会としては、募金はカリタスジャパンに集められ、フィリピンに送られています。基本的には私たち難民移住移動者委員会も募金はそこに一本化にしています。
　一方、各地ではすでにフィリピン人共同体がチャリティーコンサートやバザーなどの独自の企画や活動を通して募金活動を始めています。私たちも彼らの主体的な動きに対してはできるだけサポートし、連帯できればと思いますので協力をよろしくお願いします。

祈りのうちに