北原怜子(さとこ)さん、尊者に

1月23日、教皇庁列聖省の発表によりますと、教皇フランシスコは前日の列聖省長官、アンジェロ・アマート枢機卿との会談で、聖人・福者等に関する文書を承認しました。その中で、「蟻の町のマリア」と呼ばれた、神のしもべ、北原怜子( […]

1月23日、教皇庁列聖省の発表によりますと、教皇フランシスコは前日の列聖省長官、アンジェロ・アマート枢機卿との会談で、聖人・福者等に関する文書を承認しました。その中で、「蟻の町のマリア」と呼ばれた、神のしもべ、北原怜子(さとこ)さん(1929-58)の英雄的徳が認定され、北原さんは「尊者」と認められました。
カトリック信徒の北原さんは戦後、家も仕事も失った人たちが東京・隅田川沿いに集まってつくった「蟻の町」で廃品回収を手伝い、子どもたちの世話などをし、献身的に働きました。まもなく結核を患い、28歳で早世します。現在、コンベンツアル聖フランシスコ修道会が列聖運動を進めています。

(「尊者」については、こちらのページもご参照ください。)

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