『典礼憲章』発布50周年記念講演会「典礼刷新-これまでとこれから」 ご案内

 1963年12月4日、第二バチカン公会議最初の公文書として『典礼憲章』が可決されました。『典礼憲章』の発布によって、カトリック教会の典礼は大きく変わり、その影響は他の諸教派にも及んでいます。第二バチカン公会議の閉幕50 […]

 1963年12月4日、第二バチカン公会議最初の公文書として『典礼憲章』が可決されました。『典礼憲章』の発布によって、カトリック教会の典礼は大きく変わり、その影響は他の諸教派にも及んでいます。第二バチカン公会議の閉幕50周年にあたる本年の講演会では、はじめに、第2バチカン公会議の典礼刷新を準備することになった典礼運動とその後の典礼刷新の歩みを振り返ります。続いて、「信仰年」(2012年10月11日~2013年11月24日)を機にカトリック教会が掲げた新しい福音宣教を推進するうえで、典礼がどのような役割を果たすことができるかを展望し、最後に、第2バチカン公会議後、典礼への会衆による行動的参加が奨励される中で、「歌うこと」による賛美の意義について考えます。

 『典礼憲章』発布50周年を記念するこの講演会を通じて、第二バチカン公会議による典礼刷新の実りを心に刻み、典礼が「教会の活動が目指す頂点であり、同時に教会のあらゆる力が流れ出る源泉であること」(『典礼憲章』第10項参照)を思い起こしていただければ幸いです。

・・・パンフレットはこちらからダウンロードできます。PDF2.3MB

日時: 2015年9月23日(水・祝)10時30分~16時(10時~ 受付)
会場: カトリック岡山教会 聖堂[地図]
参加費: 無料
講演:

*典礼刷新を指導した人々とその思い-今、私たちに問いかけるもの
石井祥裕(上智大学非常勤講師)
*新しい福音宣教における典礼の意義-行動的参加の観点から
市瀬英昭(神言修道会司祭)
*神への賛美としての典礼-典礼における「歌うこと」の意義
南雲正晴(フランシスコ会司祭)

報告:

*『ミサ典礼書』改訂の進捗状況と展望
宮越俊光(日本カトリック典礼委員会秘書)

主催: 日本カトリック典礼委員会
協力:

カトリック広島教区典礼委員会

お問い合わせ:

日本カトリック典礼委員会(TEL:03-5632-4445)

日本カトリック典礼委員会委員長
梅村昌弘(横浜教区司教)

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