定例司教総会、終了

6月13日より、東京・潮見の日本カトリック会館で、2016年度定例司教総会が行われました。全国にある16の教区から、15人の司教と、1人の教区管理者が集まり、さらに、男女修道会の代表と事務局代表者らが参加しました。予定よ […]

6月13日より、東京・潮見の日本カトリック会館で、2016年度定例司教総会が行われました。全国にある16の教区から、15人の司教と、1人の教区管理者が集まり、さらに、男女修道会の代表と事務局代表者らが参加しました。予定よりも1日早く、16日に終了しました。

主な決定事項としては、▼列福が承認されて、式典の日程の確定が待たれている、「神のしもべユスト高山右近」について、式典の式次第案、ならびに、列福された後の記念日とその名称の案が承認され、教皇庁に提出されます。▼また、かねてより準備が進められていた脱原発に関する文書の内容が承認され、今回審議された修正意見が加味されて、出版に向けて最終的な作業が行われます。

そのほか、3年任期の司教委員会の委員長などが交替の時期で、いくつかの委員会で責任の司教が代わりました(新しい担当はこちら)。さらに、15年度の決算書案が承認されました。

15日は「司教の集い」を行いました。午前は、昨年2015年の世界代表司教会議(シノドス)後の使徒的勧告『愛のよろこび―家庭のよろこび、教会のよろこび(Amoris Laetitia)』(邦訳は作業が始まったところ)について学びました。午後は、場所を東京・麹町教会に移し、一般の参加者も交えて、特別聖年公開講演会「『障害者差別解消法』を学ぶ」を開きました。さらに、16日は「司教勉強会」として、「『司教儀典書』(堅信式、叙階式、献堂式、聖香油のミサ)を学ぶ」を行いました。

すでに案内されているとおり、カトリック中央協議会の会計年度が2017年より、これまでの4月始まりから1月始まりに変更になります。これに伴い、来年から定例司教総会は2月に、臨時司教総会(これまで2月)は9月と12月に行われる予定です。

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