「日本の教会における祈願日」中、2016年より以下のものが新設、および一部名称が変更されました。『カトリック教会情報ハンドブック』(2016年版)には、これらの変更は反映されておりませんが、本年より施行されますので、適宜 […]
「日本の教会における祈願日」中、2016年より以下のものが新設、および一部名称が変更されました。『カトリック教会情報ハンドブック』(2016年版)には、これらの変更は反映されておりませんが、本年より施行されますので、適宜ご対応いただけるようお願いいたします。
【新たに加えられた祈願日】
「被造物を大切にする世界祈願日」(9月第1日曜日)
教皇フランシスコが“World Day of Prayer for the Care of Creation”を祈願日として設定するよう定めた事を受け、2016年2月の臨時司教総会において、日本の教会における祈願日として毎年9月の第1日曜日を定めることとなりました。なお、この祈願日は献金を伴いません。
- 教皇庁から通達された同日の設定に関する詳細として、教皇フランシスコは、回勅『ラウダート・シ』発表に携わった東方正教会・ペルガモン府のイオアニス主教(バルトロマイ一世総主教の代理)から、正教会の環境保護祈願の日である9月1日に、全キリスト者が同じ意向で祈りをささげてはどうかとの提案を受け入れ、定められたことが記載されています。日本の教会では、主日に全教会で祈ることがふさわしいとの理由から、9月の第1日曜日に祈願日を設けることとなりました。
- 教皇庁の正義と平和評議会は、この年間行事は、祈り、黙想、回心、そして適切なライフスタイルの実行にとって重要な機会となることを述べ、回勅『ラウダート・シ』の内容を理解し、この日を推進してほしいとの意向が届いています。今夏、邦訳が完成した同書をお読みいただくとともに、各教区司教様のご指示のもと、共同祈願などでこの祈願日の意向について教会共同体で祈ることも一つの方法としてお勧めいたします。
【名称変更を行った祈願日】
2016年6月の定例司教総会において、以下の祈願日の名称を変更しました。双方とも祈願日の内容に即した名称に変更いたしました。
- 1月の最終日曜日(例年どおり、献金が伴います)
(現行)「カトリック児童福祉の日」→(改訂)「世界こども助け合いの日」
*数年の間は旧名称も併記します。 - 12月の第1日曜日(例年どおり、献金が伴います)
(現行)「宣教地司祭育成の日」→(改訂)「宣教地召命促進の日」