定例司教総会、終了

2月20日より始まった、2017年度の定例司教総会は予定より早く、22日(水)にすべての議事を終了しました。


2月20日(月)〜22日(水)、2017年度の定例司教総会が、東京・江東区の日本カトリック会館で開かれました。全国16教区から司教たちが集まり、オブザーバーとして男女修道会の代表者ら、事務局担当者らが参加しました。

2月7日に大阪城ホールで開かれた高山右近列福式の報告では、その前後の関連行事や、教皇代理として来日したアマート枢機卿の約1週間の滞在についてなど、列聖推進委員会委員長の大塚喜直司教(京都教区)から概説されました。ほかにも、2016年7月のワールドユースデー(WYD)クラクフ大会や、ことしの四旬節キャンペーンについて、報告がありました。

審議事項では、2018年10月にバチカンで開かれる世界代表司教会議(シノドス)第15回通常総会への出席者が、勝谷太治司教(札幌教区)と決定、今後、準備書面に対する回答が作成されます。また、2016年度(今回より12月締め)のカトリック中央協議会の収支決算書が承認されました。

2月21日の朝ミサは、「性虐待被害者のいやしと償いのためのミサ」として、司教たちによってささげられました(=写真右)。これは、教皇フランシスコの意向に応え、2016年12月の臨時司教総会で決定された「性虐待被害者のための祈りと償いの日=四旬節・第二金曜日」の第1回(3月17日)に先がけて、ささげられたものです。

今回の司教総会の諸決定を受け、司教協議会の働きがこの1年、実り豊かなものとなりますように。

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