子どもたちを真ん中に 忘れられない 1 枚の写真。 難民の母親に抱かれた一人の幼子が写っていました。 その目にはまったく表情がなく、人間に対する不信と恐怖が表れているのです。 本来子どもは信頼と希望に満ちた顔をし […]
子どもたちを真ん中に
忘れられない 1 枚の写真。
難民の母親に抱かれた一人の幼子が写っていました。
その目にはまったく表情がなく、人間に対する不信と恐怖が表れているのです。
本来子どもは信頼と希望に満ちた顔をして、思いっきり笑い泣くはずなのに。
大人たちが奪い合い、殺しあうために母親が子どもを抱えて逃げまどう。
その手の中で幼心に子どもは希望を失い、不信の目で私たちをじっと見つめているのです。
今年、教皇フランシスコはメッセージの中で、特に子どもたちについて触れました。
子どもたちが搾取され、虐待されているのは需要があるからと、大人社会の責任についても触れています。
そして、教会のネットワークの重要さを評価し、祈りと行動を呼びかけています。
子どもたちを斥けようとした弟子たちにイエスは、「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない」と厳しくとがめられました。
その呼びかけは今、私たちに問われています。