教皇、“広島と長崎の声を新世代に”

バチカンで11月10日から2日間、核兵器の廃絶と軍縮に向けた道筋を考える国際シンポジウムが開かれ、日本原水爆被害者団体協議会の和田征子事務局次長も演説しました。バチカン放送(日本語版)が詳しく伝えています。 同会議には、 […]

バチカンで11月10日から2日間、核兵器の廃絶と軍縮に向けた道筋を考える国際シンポジウムが開かれ、日本原水爆被害者団体協議会の和田征子事務局次長も演説しました。バチカン放送(日本語版)が詳しく伝えています。

同会議には、ノーベル平和賞受賞者、国連関係者、NATO関係者、ロシア・米国・韓国・イランなどの外交代表、研究者、諸宗教関係者らが参加しました。

今年7月7日、ニューヨークの国連本部での会議で「核兵器禁止条約」が採択されましたが、今回のシンポジウムは核兵器廃絶・軍縮をテーマとする国際レベルの会議として、先の国連の条約交渉会議後、初めてのものだそうです。

※写真は2017年9月20日、広島を訪れた教皇庁福音宣教省長官フィローニ枢機卿

教皇フランシスコは10日、シンポジウムの参加者らと会いました。教皇は、広島と長崎の被爆者や、その他の核兵器実験の被害者のあかし、その預言的な声が、特に新しい世代への警告となるようにと願いました。

詳しくはバチカン放送(日本語版)を。同放送のイタリア語版には、和田征子事務局次長へのインタビューも載っています。

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