教皇、長崎原爆後の少年写真を記者らに

教皇フランシスコは1月15日から、チリとペルーの南米2カ国訪問を始めました。教皇はチリに向かう機内で、原爆後に長崎で撮影された少年の写真を、同行の記者70人に渡しました。バチカン放送(日本語)が伝えています。 「焼き場に […]

教皇フランシスコは1月15日から、チリとペルーの南米2カ国訪問を始めました。教皇はチリに向かう機内で、原爆後に長崎で撮影された少年の写真を、同行の記者70人に渡しました。バチカン放送(日本語)が伝えています。

「焼き場に立つ少年」と呼ばれるこの写真は、米海兵隊カメラマンだった故ジョー・オダネルさんが撮影したもの。教皇フランシスコは、原爆で亡くなった弟を背負って火葬場で順番を待つ少年の姿に非常に強い印象を受けたといい、昨年末にはこの写真をカードにしました=写真

教皇は特別機の中で、バチカンのグレッグ・バーク広報局長を通し、この写真を記者たちに配布したとのことです。

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