『聖書 新共同訳』の「御子(みこ)」の読み替えについて

カトリック教会の典礼式文では「御子」を「おんこ」と読んできましたが、典礼における聖書朗読で使用している『聖書 新共同訳』では「御子」を「みこ」と読んでいます。そのため、同じミサの中で「おんこ」と「みこ」の両方が使用される […]

カトリック教会の典礼式文では「御子」を「おんこ」と読んできましたが、典礼における聖書朗読で使用している『聖書 新共同訳』では「御子」を「みこ」と読んでいます。そのため、同じミサの中で「おんこ」と「みこ」の両方が使用される場合があり、「おんこ」に統一してほしいとの要望が寄せられていました。
これを受けて、日本カトリック典礼委員会が『聖書 新共同訳』の「御子(みこ)」を「おんこ」と読み替える可能性について日本聖書協会と協議を重ねた結果、同協会から、カトリック教会の典礼における聖書朗読に限って「みこ」を「おんこ」と読み替える許可をいただくことができましたのでお知らせします。

実施開始日
『聖書 新共同訳』で使用されている「御子(みこ)」の「おんこ」への読み替えは、本年の聖霊降臨の主日の翌日(5月21日)から実施されます。

留意事項

  1. 今回の読み替えは、カトリック教会の典礼における聖書朗読に限って実施されます。
  2. 読み替えの対象となる箇所は以下からダウンロードすることができます。
    『聖書 新共同訳』の「御子(みこ)」を「おんこ」に読み替えて朗読する箇所
  3. カトリック中央協議会発行の『主日の朗読聖書』『朗読聖書-聖なる過越の三日間』を用いる場合、該当箇所を「おんこ」に読み替えます。なお、該当箇所は今後の重版の際に「おんこ」に修正されます。修正が必要な箇所は以下からダウンロードすることができます。
    『主日の朗読聖書』『朗読聖書-聖なる過越の三日間』の「御子」の振り仮名を「おんこ」に修正する箇所
  4. カトリック中央協議会発行の月刊誌『毎日のミサ』は、本年7月号から「おんこ」に修正して発行する予定です。
  5. 他のカトリック出版社から発行されている典礼用冊子を用いる場合も、同様に「おんこ」に読み替えます。
  6. 朗読箇所のみが示され、それに従って『聖書 新共同訳』を用いて朗読する場合も「おんこ」に読み替えます。
  7. 日本カトリック典礼委員会

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