教皇パウロ六世、10月14日にバチカンで列聖

5月19日、教皇フランシスコが召集した枢機卿会議において、福者パウロ六世教皇をはじめ6人の福者の列聖が決定されたと、同日、バチカン広報局は発表しました。列聖式は、10月14日(日)、バチカンで行われます。6人の中には、エ […]


5月19日、教皇フランシスコが召集した枢機卿会議において、福者パウロ六世教皇をはじめ6人の福者の列聖が決定されたと、同日、バチカン広報局は発表しました。列聖式は、10月14日(日)、バチカンで行われます。6人の中には、エルサルバドルで軍事政権に対抗して人々を擁護し、1980年、ミサ中に凶弾に倒れたオスカル・ロメロ大司教も含まれています。

1978年に亡くなった教皇パウロ六世は、2014年10月19日にバチカンにおいて列福されています。また、この年の4月には、パウロ六世の前任者、教皇ヨハネ二十三世と後に続いた教皇ヨハネ・パウロ二世も列聖されています。

バチカン放送局による同教皇の略歴は以下の通りです。

第262代教皇パウロ六世(ジョバンニ・バッティスタ・モンティーニ)。

1897年、北イタリア・ブレーシャ近くのコンチェージオ生まれ。
1920年、ブレーシャで司祭叙階。
1937年、国務省総務局長。
1954年、ミラノ大司教。教皇ヨハネ二十三世逝去後の教皇選挙で選出される。ヨハネ二十三世が開催した第二バチカン公会議を受け継ぎ、多くの実りをもたらし、1965年に閉会。
1964年には聖地を訪問し、コンスタンチノープル総主教アテナゴラスと会見したほか、多くの海外司牧訪問を行い、初めて5大陸を訪問した教皇となった。
1968年、生命の尊さを説いた回勅「フマネ・ヴィテ」を発表。
1978年8月6日、カステル・ガンドルフォ教皇公邸で逝去。
2014年10月19日、バチカンにて列福。


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