第104回 世界難民移住移動者の日(2018年度) 委員長メッセージ

移住者と難民に対する受け入れ、保護、促進、共生  教皇フランシスコは、いろいろな機会を通して移住者と難民の人たちのために発言しています。  今年のメッセージでは、私たちが共同で行う対策として、「受け入れる、守る、促進する […]

移住者と難民に対する受け入れ、保護、促進、共生


 教皇フランシスコは、いろいろな機会を通して移住者と難民の人たちのために発言しています。
 今年のメッセージでは、私たちが共同で行う対策として、「受け入れる、守る、促進する、共生する」という4つの側面をあげています。
 教皇はこれらのことを、単なる理念に終わらず具体的に示しています。
 人道支援を目的とするビザや、家族が合流するビザを発給することや手続きを簡素化することなどです。
 また、移住において家族がいかに大切であるか、共生は文化的なアイデンティティーを抑圧されるような同化とは異なることを強調しています。
 教皇は、この実現のために、今、国連が計画している「難民と移住者のための具体的な対策」を教会としても積極的に協力していこうと私たちに呼びかけられました。
 日本でも「排除ゼロキャンペーン」として取り組んでいきましょう。

2018年9月23日
日本カトリック難民移住移動者委員会
委員長 松浦 悟郎

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