教皇、5月31日に平和を願うロザリオの祈り

教皇フランシスコは、ローマ時間の5月31日午後6時(日本時間・6月1日午前1時)から、ローマの聖マリア大聖堂内の平和の元后マリア像の前で、ウクライナをはじめとする世界の紛争地での平和のためにロザリオの祈りを唱えます。 教 […]

教皇フランシスコは、ローマ時間の5月31日午後6時(日本時間・6月1日午前1時)から、ローマの聖マリア大聖堂内の平和の元后マリア像の前で、ウクライナをはじめとする世界の紛争地での平和のためにロザリオの祈りを唱えます。

教皇庁新福音化推進評議会が5月26日、発表した声明で明らかにしました。教皇がローマにいるウクライナの家庭と初聖体や堅信を受けたばかりの若者らとともにささげるロザリオの祈りは、バチカンの公式メディアを通してライブ配信されます。

全世界の信者は、平和の元后に祈る教皇フランシスコとともにロザリオの祈りを唱えるよう招かれています。

「聖母の月の終わりに、教皇フランシスコは世界に希望のしるしを示したいと願っておられます。世界はウクライナでの戦争に苦しみ、今も続いている多くの紛争がもたらす暴力に深く傷ついています」と新福音化推進評議会の声明は述べています。

ローマからライブ配信されるロザリオの祈りは、戦争や政情不安などが続く各地の以下の聖母聖堂とも中継でつながれる予定です。ウクライナ・ザルバニツィアの神の母大聖堂、イラク・バグダッドの救いの聖母大聖堂、シリア・ホムスの平和の元后大聖堂、バーレーン・アワリのアラビアの聖母大聖堂。

さらに、ポーランドのチェンストホバやフランスのルルド、アイルランドのノック、メキシコのグアダルペなど、世界の有名な聖母巡礼所も祈りに加わる見込みだと新福音化推進評議会は述べています。

ローマの聖マリア大聖堂内の平和の元后マリア像は、1918年に教皇ベネディクト15世が第1次世界大戦の終結を願って、制作させ、安置しました。

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