ローマ教皇フランシスコを記念する9日間の祈り

2025年4月23日(水)、教皇儀典室は、ローマ教皇フランシスコを記念する9日間の祈りに関して以下の通知を行いました。 ―――  ローマ教皇フランシスコを記念する9日間の祈りに関する通知 古(いにしえ)からの習慣に従い、 […]

2025年4月23日(水)、教皇儀典室は、ローマ教皇フランシスコを記念する9日間の祈りに関して以下の通知を行いました。
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ローマ教皇フランシスコを記念する9日間の祈りに関する通知

古(いにしえ)からの習慣に従い、葬儀ミサから始まり、それに続く9日間にわたり、故ローマ教皇を記念する特別なミサがささげられます。

これらの祭儀にはすべての人に開かれています。しかしながら、それぞれの日には、ローマ教皇とのつながりを考慮したさまざまなグループの参加を予定します。この多様性は、ある意味で、教皇の奉仕職の範囲と、ローマ教会の普遍性を示します(『ローマ教皇の葬儀(Ordo Exsequiarum Romani Pontificis)』第124-125番参照)。

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「9日間の祈り」の第1日であるローマ教皇フランシスコの葬儀ミサは、2025年4月26日(土)午前10時(日本時間午後5時)からサンピエトロ広場で行われます。

それに続く日に、故教皇の霊魂の安息を祈る「9日間の祈り」が続いて行われます。

第2日:4月27日(日)午前10時30分(日本時間午後5時30分)、サンピエトロ広場にて、バチカン市国職員と信者のため。

共同司式ミサは、ピエトロ・パロリン枢機卿(教皇庁国務省長官)が司式します。

第3日:4月28日(月)午後5時(日本時間29日午前0時)、サンピエトロ大聖堂にて、ローマ教会のため。

共同司式ミサは、バルダッサーレ・レイナ枢機卿(ローマ教区の総代理)が司式します。

第4日:4月29日(火)午後5時(日本時間30日午前0時)、サンピエトロ大聖堂にて、教皇大聖堂参事会会員のため。

共同司式ミサは、マウロ・ガンベッティ枢機卿(サンピエトロ大聖堂首席司祭)が司式します。

第5日:4月30日(水)午後5時(日本時間31日午前0時)、サンピエトロ大聖堂にて、教皇礼拝堂のため。

共同司式ミサは、レオナルド・サンドリ枢機卿(枢機卿団次席枢機卿)が司式します。

第6日:5月1日(木)午後5時(日本時間2日午前0時)、サンピエトロ大聖堂にて、ローマ教皇庁のため。

共同司式ミサは、ケヴィン・ジョセフ・ファレル枢機卿(ローマ教会のカメルレンゴ)が司式します。

第7日:5月2日(金)午後5時(日本時間3日午前0時)、サンピエトロ大聖堂にて、東方教会のため。

共同司式ミサは、クラウディオ・グジェロッティ枢機卿(前東方教会省長官)が司式します。

第8日:5月3日(土)午後5時(日本時間4日午前0時)、サンピエトロ大聖堂にて、奉献・使徒的生活会省委員のため。

共同司式ミサは、アンヘル・フェルナンデス・アルティメ枢機卿(前奉献・使徒的生活会省副長官)が司式します。

第9日:5月4日(金)午後5時(日本時間5日午前0時)、サンピエトロ大聖堂にて、教皇礼拝堂のため。

共同司式ミサは、ドミニク・マンベルティ枢機卿(首席助祭枢機卿)が司式します。

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4月30日(水)と5月4日(日)の教皇礼拝堂での共同司式ミサは枢機卿のみが参加できます。枢機卿の皆様は、午後4時15分(日本時間午後11時15分)までに、ダマスク織のミトラをお持ちの上、サンピエトロ大聖堂サン・セバスティアーノ礼拝堂にお越しください。

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自発教令『ポンティフィカリス・ドムス』(Pontificalis Domus)に従い、共同司式をせずに祭儀に参加することを希望する教皇礼拝堂のスタッフの皆様は、ご自分の典礼用祭服(アビトゥス・コラーリス)を着用ください。

バチカン市国、2025年4月23日
枢機卿団の指示により

ディエゴ・ラヴェッリ
レカナーティ名義大司教
教皇儀典室儀典長