2025年4月25日(金)、教皇庁広報部は記者団に次の発表を行いました。 ――― 本日午前9時10分(日本時間同日午後4時10分)から第4回枢機卿総会が開催されました。 149名の枢機卿が出席しました。 総会は祈りの時 […]
2025年4月25日(金)、教皇庁広報部は記者団に次の発表を行いました。
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本日午前9時10分(日本時間同日午後4時10分)から第4回枢機卿総会が開催されました。
149名の枢機卿が出席しました。
総会は祈りの時をもって始まり、続いて、使徒憲章『使徒座空位と教皇選挙』(Universi Dominici Gregis)の規定に従い、まだ宣誓をしていない枢機卿は、宣誓を行いました。
総会の中で、同使徒憲章第27章から第32章が読み上げられました。
枢機卿団が、日曜日(4月27日)午後、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の教皇フランシスコの墓をともに訪問することが決定しました。大聖堂への到着時間は午後4時(日本時間同日午後11時)の予定です。枢機卿団は、「聖なる扉」を通り、教皇フランシスコの墓を訪れ、その後、「サルス・ポプリ・ロマーニ」のイコンが掲げられた礼拝堂を訪問します。それから共同で晩の祈りを唱えます。
その後、教会と世界に関する共同の考察をめぐって発言がなされました。
発言を行った枢機卿は33名でした。
総会の終わりに、教皇儀典室儀典長のディエゴ・ラヴェッリ大司教が発言し、教皇の葬儀の由来について説明しました。教皇の葬儀は、元首の葬儀ではなく、牧者の葬儀とする意向が再確認されました。これは、教皇フランシスコが望み、2024年6月に認可された典礼の選択に基づきます。
総会は午後0時20分(日本時間午後7時20分)に終了しました。
水曜日(4月23日)から今日(4月25日)までに約15万人の人がサンピエトロ大聖堂に教皇を弔問しました。大聖堂は午後7時(日本時間26日午前2時)に閉じられますが、入場の列への参加は午後6時(日本時間26日午前1時)で終了します。
今晩、教皇フランシスコの棺を閉じる式が非公開で行われます。そのため式の中継は行われません。
葬儀の外交規定は次のとおりです。
すべての代表者はサンピエトロ大聖堂に向かって右側に着席するよう指示されます。
最前列にはアルゼンチン(教皇の故国)とイタリアの大統領が着席します。
続いて、君主、そして国家元首が、国名のフランス語アルファベット順に参列します。
代表者の完全な名簿は本日(4月25日)午後、発表します。
記者団のために、日曜日(4月27日)、月曜日(4月28日)、火曜日(4月29日)の日中、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂への訪問が予定されています。
本日までに、最近の行事のために2700名の報道関係者が取材登録しています。
第5回枢機卿総会は月曜日(4月28日)午前9時から開催予定です。
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なお、4月25日、教皇庁広報部は、4月23日(水)午前11時(日本時間同日午後6時)から25日(金)午後7時(日本時間26日午前2時)の終了時間までに、サンピエトロ大聖堂への教皇の弔問者数が約25万人であったことを発表しました。