「復活のろうそくの祝福」の試用にあたって

「復活のろうそくの祝福」の試用にあたって  教会共同体にとって最も大きな喜びである復活祭が近づいています。近年、復活徹夜祭が行われなかった教会堂や礼拝堂において用いる復活のろうそくを祝福する祈りを求める声が、多くの司牧者 […]

「復活のろうそくの祝福」の試用にあたって

 教会共同体にとって最も大きな喜びである復活祭が近づいています。近年、復活徹夜祭が行われなかった教会堂や礼拝堂において用いる復活のろうそくを祝福する祈りを求める声が、多くの司牧者から寄せられるようになりました。
 『ミサ典礼書』によれば、復活徹夜祭の「光の祭儀」において新しい火が祝福され、そこから復活のろうそくがともされます(1)。しかし、復活されたキリストを示すしるしとして用いる新しいろうそくを祝福することは、司牧的にも望ましいことです。
 ただし、復活徹夜祭のミサの中で祝福するために複数の復活のろうそくを準備することは、しるしの観点から控えなければなりません(2)
 このような状況を受け、日本カトリック典礼委員会では、復活の八日間中のミサ(復活の主日の場合は「日中のミサ」)または「朝の祈り」の初めに用いることができる、復活のろうそくを祝福する簡易な式次第を作成しました。この式次第は、2025年度臨時司教総会(2026年2月18日)において3年間の試用が認可されました。
 試用期間の後、必要な修正を加えたうえで、「祝福の祈り」儀式書の翻訳が整った際には、日本固有の祝福の祈りの一つとして教皇庁典礼秘跡省へ提出し、認証を受けることを目指しています。
 なお、司牧的配慮から、ミサや「朝の祈り」以外のときに、火をともさずに復活のろうそくを祝福する必要がある場合には、祝福の祈りの中の「火をともした」という言葉を省くなど、適宜適応することができます。
 この「復活のろうそくの祝福」(試用版)が、日本の教会における典礼的適応の一助となることを願っています。

2026年3月5日

日本カトリック典礼委員会


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