『ミサ典礼書』奉献文に「聖ヨセフ」の名を加えることについて

 教皇庁典礼秘跡省は2013年5月1日(労働者聖ヨセフの記念日)付の「教令」で、ミサの第2~第4奉献文の取り次ぎの祈りに、聖ヨセフの名を加えることを発表しました。これまでは、第2バチカン公会議の会期中の教皇ヨハネ23世の […]

 教皇庁典礼秘跡省は2013年5月1日(労働者聖ヨセフの記念日)付の「教令」で、ミサの第2~第4奉献文の取り次ぎの祈りに、聖ヨセフの名を加えることを発表しました。これまでは、第2バチカン公会議の会期中の教皇ヨハネ23世の決定に基づき、第1奉献文(ローマ典文)でのみ、聖ヨセフの名を唱えていました。その後、全世界からの願いを教皇ベネディクト16世が受け入れ、第2~第4奉献文にも聖ヨセフの名を加えることを承認し、教皇フランシスコがそれを正式に認証しました。

 日本語で唱えるための式文は本年6月23日付で典礼秘跡省から認証を得たので、日本では以下の「教令」をもって、本年11月1日(諸聖人の祭日)から、第2~第4奉献文の取り次ぎの祈りに聖ヨセフの名を加えて唱えることになります。
 なお、現行『ミサ典礼書』と『ミサの式次第』(いずれもカトリック中央協議会発行)を修正するために、以下の修正用を該当箇所に貼ってご利用ください。

日本カトリック典礼委員会

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