
トリエント公会議以降の歴史があり、第二バチカン公会議によって再興された終身助祭職には、日本においても宣教活動での大きな実りが期待されています。本書は、終身助祭の歴史的側面と司牧的側面に注意を払い、召命の識別、準備、役務の実践、生涯養成などのレベルで指針を与えるものです。教会における終身助祭の位置づけと役務について、信徒が学習・理解するための参考図書としても最適です。
原タイトル | BASIC NORMS FOR THE FORMATION OF PERMANENT DEACONS DIRECTORY FOR THE MINISTRY AND LIFE OF PERMANENT DEACONS |
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著者 | 教皇庁 教育省/教皇庁 聖職者省 |
発行日 | 2009/9/20 |
判型 | B6 |
ページ数 | 184 P |
価格 | 本体価格 1800円(税込1980円) |
ISBN | 978-4-87750-149-5 |
在庫状況 | 在庫切れ |
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目次
『終身助祭養成基本要綱』『終身助祭の役務と生活のための指針』両文書への宣言と導入
両文書への宣言
導入
一 叙階された奉仕者
二 助祭位階
三 終身助祭
注
終身助祭養成基本要綱
序文
一 養成課程
二 助祭職に関する明確な神学の必要性
三 種々の司牧的状況における助祭の役務
四 助祭職の霊性
五 司教協議会の任務
六 司教の責任
七 奉献生活の会と使徒的生活の会での終身助祭
Ⅰ 終身助祭養成の担い手
一 教会と司教
二 養成の担当者
三 教授
四 終身助祭を養成する共同体
五 出身の共同体
六 志願者と候補者自身
Ⅱ 終身助祭候補者の資質
一 一般的要件
二 候補者の身分と生活に応じた条件
Ⅲ 終身助祭養成課程
一 志願者の紹介
二 予備志願期
三 助祭叙階の候補者として認可する典礼儀式
四 養成期間
五 朗読奉仕者と祭壇奉仕者の授与
六 助祭叙階
Ⅳ 終身助祭養成の諸次元
一 人間的養成
二 霊的養成
三 教義的養成
四 司牧的養成
結論
注
終身助祭の役務と生活のための指針
1 助祭の法的身分
聖務者である助祭
入籍
秘跡的兄弟性
義務と権利
生計の資と保障
助祭の身分の喪失
2 助祭の役務
助祭職の任務
ことばのディアコニア
典礼のディアコニア
愛のわざのディアコニア
終身助祭の法的派遣
3 助祭の霊性
現代の歴史的状況
聖性への召命
聖なる位階のきずな
霊的生活の手段
助祭の霊性と生活上の身分
4 助祭の生涯養成
特徴
動機
主体
特性
次元
組織と手段
もっとも聖なるマリアへの祈り
注
訳者あとがき