キリスト者の希望――教皇講話集

2016年の待降節から翌年にかけて行われた一般謁見連続講話。人生の旅路において、神がともにいてくださることへの確信によってキリスト者が得る希望について、旧約、新約両聖書を通して考察し、孤独や苦しみに満ちた荒れ野を神への信頼をもって力強く歩むすべを語る。

原タイトル Catechesis on Christian hope
著者 教皇フランシスコ
発行日 2018/6/8
判型 A6
ページ数 224 P
価格 本体価格 800円(税込880円)
ISBN 978-4-87750-212-6
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目次

はじめに
「慰めよ、わたしの民を慰めよと……」(イザヤ40章)
「いかに美しいことか、山々を行き巡り、よい知らせを伝える者の足は。彼は平和を告げる……」(イザヤ52・7)
イエスの降誕――希望の源
アブラハム――信仰の父、希望の父
ラケルは「息子たちのゆえに泣いている」……しかし「あなたの未来には希望がある」(エレミヤ31章)
偶像に見る偽りの希望(詩編115)
ヨナ――希望と祈り
ユディト――人々に希望を与えた女性の勇気
希望の兜(一テサロニケ5・4―11)
希望は励まし合いと平和の源(一テサロニケ5・12―22)
希望は欺かない(ローマ5・1―5参照)
わたしたちは皆、希望によって救われていることを知っています(ローマ8・19―27参照)
四旬節――希望の歩み
希望をもって喜びなさい(ローマ12・9―13参照)
みことばを礎とする希望(ローマ15・1―6参照)
希望するすべがなくとも希望をもつ(ローマ4・16―25参照)
わたしたちの希望について弁明できるようにしなさい(一ペトロ3・8―17参照)
世の希望と十字架の希望(ヨハネ12・24―25参照)
復活したキリストこそ、わたしたちの希望(一コリント15章参照)
「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいる」(マタイ28・20)――希望を与える約束
希望の母
マグダラのマリア――希望の使徒
エマオ――希望の道
聖霊によってわたしたちは希望に満ちあふれる
神の父なる愛はわたしたちの希望の源
愛されている子――希望の確証
聖人――希望のあかし人、希望の友
殉教者の力である希望
洗礼――希望の扉
神のゆるし――希望の原動力
「見よ、わたしは万物を新しくする」(黙示録21・5)――キリスト者の希望の新しさ
召し出しの記憶が希望を強める
希望のための教育
希望の敵
現代の希望の宣教者
目を覚まして待つ
主に結ばれて死ぬ人は幸い
楽園――わたしたちの希望の目的地

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