
『使徒――教会の起源』『教父』に続く一般謁見連続講話集。パウロの生きた時代の宗教・文化の状況から筆が起こされ、その生涯を分かりやすく辿りつつ、パウロの根幹的な思想を詳細に考察。また、宗教改革論争の中心となったテーマである「義認」理解については2章を費やし、プロテスタント教会との間で得られた合意を背景とし、いっそう本質的な理解へと読者を導く。
原タイトル | Saint Paul |
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著者 | 教皇ベネディクト十六世 |
発行日 | 2009/4/17 |
判型 | A6 |
ページ数 | 200 P |
価格 | 本体価格 600円(税込660円) |
ISBN | 978-4-87750-144-0 |
在庫状況 | 在庫切れ |
商品について
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目次
はじめに
1 パウロの生きた宗教的・文化的状況
2 聖パウロの生涯
3 聖パウロの回心
4 パウロにおける使徒職の意味
5 パウロと使徒たちとの関係
6 エルサレムでの使徒会議とアンティオキアでの出来事
7 パウロと歴史上のイエスとの関係
8 パウロの思想における教会
9 パウロの教えの中心であるキリスト
10 パウロのキリスト理解の中心である十字架
11 キリストの復活についてのパウロの宣教
12 主の再臨についてのパウロの宣教
13 義認についてのパウロの宣教(一)
14 義認についてのパウロの宣教(二)
15 人祖アダムとキリストの関係についてのパウロの宣教
16 秘跡についてのパウロの教え
17 霊的な礼拝
18 コロサイの信徒への手紙とエフェソの信徒への手紙
19 テモテへの手紙とテトスへの手紙
20 パウロの死とその遺産
引用邦訳文献一覧