生命のはじまりに関する教書 人間の生命のはじまりに対する尊重と生殖過程の尊厳に関する 現代のいくつかの疑問に答えて

人間の生命の尊重と生殖過程におけるさまざまな疑問に対して倫理上の教えを述べ、体外受精や人工授精などの具体的な問題について現代の教会の考えを明らかにしています。

【原文の発表年月日】1987年2月22日

原タイトル Instruction on Respect for Human Life in its Origin and on the Dignity of Procreation Replies to Gertain Questions of the Day
著者 教皇庁 教理省
発行日 1987/6/5
判型 B6
ページ数 72 P
価格 本体価格 680円(税込748円)
ISBN 978-4-87750-033-7
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目次

はじめに
序文
 一 生物医科学上の研究と教会の教え
 二 人間に仕えるための科学と技術
 三 生物医科学における技術と人間観
 四 倫理上の判断のための根本的な基準
 五 教会の教え
第一章 人間の受精卵に対する尊重
 一 人間の受精卵の性格とアイデンティティーを考えた場合、
   人間の受精卵に対してどのような尊重を払うべきか
 二 胎内診断は倫理的に認められるか
 三 人間の受精卵(胎児)に対する治療は認められるか
 四 胎児(胚芽を含む)を対象とする研究や実験を
   どのように評価するべきか
 五 体外受精によって作られた受精卵を研究目的のために
   使用することを、倫理的にどう評価するべきか
 六 「人間の生殖の技術」に関連する受精卵操作の
   その他の方法についてどう判断するべきか
第二章 人間の生殖過程への介入

Ⅰ非配偶者間の人工授精および体外受精
 一 人間の生殖は、なぜ結婚している者同士の間で
    行われなければならないか
 二 非配偶者間の人工受胎は、結婚の真の意味と
   夫婦の尊厳にかなうか
 三 「代理母」は倫理的に認められるか

Ⅱ配偶者間の人工受胎
 四 倫理的な立場から、夫婦行為の中で生殖行為は
    どう位置づけられるか
 五 配偶者間の体外受精は倫理的に認められるか
 六 配偶者間の人工授精は倫理的にどう評価されるべきか
 七 人間の生殖にかかわる医療のあり方に対して、
   どのような倫理的基準が設けられるべきか
 八 不妊症の悩み
第三章 道徳と法律
  人間の生命と生殖の尊厳に関して国の法律が
  尊重し保護すべき倫理上の価値と義務
むすび

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