
聖霊は生命の与え主であり、はかり知れない唯一にして三位である神が聖霊において自らを人間に授け、人間の内に永遠のいのちの源泉を据える……。初代教会から告白され続けてきた聖霊への信仰。真理であり救いであり、尽きることのない泉である聖霊に関する滋味豊かな考察。(解説=阿部仲麻呂)
原タイトル | DOMINUM ET VIVIFICANTEM |
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著者 | 教皇ヨハネ・パウロ二世 |
発行日 | 2005/12/22 |
判型 | A6 |
ページ数 | 192 P |
価格 | 本体価格 600円(税込660円) |
ISBN | 978-4-87750-120-4 |
在庫状況 | 発売中 |
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目次
第一章 教会に与えられた御父と御子の霊
一 最後の晩さんのときのイエスの約束と啓示
二 御父と御子と聖霊
三 聖霊における神の救いをもたらす自己贈与
四 聖霊によって油を注がれたメシア
五 聖霊によって「称揚された」ナザレのイエス
六 復活したキリストのことば
―「聖霊を受けなさい」
七 聖霊と教会の時代
第二章 罪について世の誤りを明らかにする霊
一 罪と義と裁き
二 聖霊降臨の日のあかし
三 始まりについてのあかし
―罪の原初の現実
四 苦しみを、救いをもたらす愛へと変える霊
五 良心を清める御血
六 聖霊に逆らう罪
第三章 生命を与える霊
一 紀元二〇〇〇年の聖年を祝う理由
―聖霊によって宿ったキリスト
二 聖年を祝う理由
―恵みは明らかにされた
三 人間の内的葛藤における聖霊
―「肉の望むところは、霊に反し、霊の望むところは、肉に反するからです」
四 「内なる人」を強める聖霊
五 神との親密な一致の秘跡である教会
六 霊と花嫁のことば
―「来なさい」
結び
注
解説