FABC(アジア司教協議会連盟)第8回総会について

FABC(アジア司教協議会連盟)総会 総会はFABCの最高議決機関で、各司教協議会の会長、および一定割合による代表司教が出席します。1974年以来、4年に1度開催され、これまでに7回開催されました。 第8回総会は2004 […]

FABC(アジア司教協議会連盟)総会

総会はFABCの最高議決機関で、各司教協議会の会長、および一定割合による代表司教が出席します。1974年以来、4年に1度開催され、これまでに7回開催されました。

第8回総会は2004年8月17日(火)~23日(月)、韓国のテジョン(大田)で開催されます。日本の司教協議会からは、野村純一・名古屋教区司教が司教協議会会長として参加します。また、髙見三明・長崎教区大司教、宮原良治・大分教区司教が司教協議会を代表して参加することが、2003年6月の定例司教総会で決定しています。さらに信徒として、妹尾正毅(せお まさき)氏(東京教区)も参加する予定です。

今回の総会のテーマは「いのちの文化をめざすアジアの家庭」です。2004年2月にFABC中央事務局から各国司教協議会に、総会でまとめる最終文書の素案となる作業文書が送られました。総会の準備のために、各国司教協議会は、作業文書の3部門(1.アジアの家庭に関する司牧的状況、2.神学的・司牧的考察、3.家庭への奉仕職のための司牧的提言)についての意見を7月までにFABC中央事務局に送るよう求められました。

日本の司教協議会では、全司教の意見をもとにFABC総会参加司教が意見書案を作成しました。意見書案は2004年6月の定例司教総会で報告され、司教総会で出された意見をもとに修正されたものが、7月14日にFABC中央事務局に送付されました。

この意見書にもとづいて、FABC第8回総会に参加する3司教が総会の場で口頭発表も行います。
 以下に掲げるのは、FABC第8回総会の「作業文書」(抄訳)と、日本カトリック司教協議会の「意見書」(原文英語の日本語版)です。「作業文書」の邦訳は、カトリック中央協議会司教協議会秘書室研究企画が担当しました。


FABCとは

FABC(Federation of Asian Bishops’ Conferences アジア司教協議会連盟)は1970年に設立された、中東を除くアジア地域の司教協議会が加盟している連盟です。現在、14司教協議会から構成され、10地域司教が準会員となっています(『カトペディア2004』156~163ページ参照)。

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