定例司教総会、終了。ミサ典礼書総則の変更箇所や、脱原発について学ぶ

6月15日より、東京・江東区の日本カトリック会館で行われていた2015年度「定例司教総会」は、会期を1日残して18日に終了しました(写真は、今回集まった司教たち=6月15日、隣接する潮見教会聖堂前で)。 報告事項の中で、 […]

6月15日より、東京・江東区の日本カトリック会館で行われていた2015年度「定例司教総会」は、会期を1日残して18日に終了しました(写真は、今回集まった司教たち=6月15日、隣接する潮見教会聖堂前で)

報告事項の中で、司教団の東日本大震災復興支援担当の菊地功司教(新潟教区)から支援に関する報告がありました。仙台教区サポート会議で意見を聞き、仙台教区とも共通理解を持って、現在継続中の復興支援活動は、震災発生10年となる2021年3月まで継続することとなりました。今後、地元に根付く活動へとつなげる道を模索していくとのことです。
また、広島教区で行われている津和野殉教者の列聖運動や、公認団体「青年連絡協議会」の活動状況、長崎教区で行われた教区シノドスについての報告などもありました。
審議事項の中では、2001年に発表された司教団メッセージ『いのちへのまなざし』の改訂が決まり、また2014年度の決算書が承認されました。

ミサ典礼書総則に基づく変更箇所
さらに本総会中、変更されたミサ典礼書について学ぶ「司教の集い」と、脱原発について学ぶ「司教勉強会」も開かれました。

「集い」では、今回発行された小冊子『新しい「ローマ・ミサ典礼書の総則」に基づく変更箇所』(=写真左)にしたがって、実際に聖堂に移動して、変更された部分を確認しました。なおこの変更は、待降節第1主日となる、本年11月29日より実施されます。
(この小冊子は、近々、当サイトで公開されます)

「勉強会」では、原発問題に関する専門家を集め、日本のカトリック教会として、この問題についてどう対応を進めていくかを検討するため、あらためて学習しました。

小冊子『新しい「ローマ・ミサ典礼書の総則」に基づく変更箇所』PDF版が公開されました。

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