WYD2023リスボン大会に向けてWYDの旗、十字架、聖画の引き継ぎ式




 2020年11月22日(日)、教皇フランシスコ司式による「王であるキリストの祭日」のミサの終わりに、パナマの青年たちからポルトガルの青年たちへ、WYD世界大会の旗、十字架、聖画が引き継がれました。
 このセレモニーに先立ち、教皇は次のように述べました。

ミサの終わりに、ここにおられるすべての皆さん、そしてメディアを通して参加しておられるすべての皆さんに、心よりごあいさつ申し上げます。とくに、ワールドユースデーのシンボルである十字架と「ローマ人の救いの聖母」の聖画を引き継ぐという重要なセレモニーをこれから行う2組の代表者、パナマとポルトガルの若者たちにあいさついたします。これは、2023年のリスボン大会へとわたしたちを導く巡礼における重要な一歩です。

そして、ワールドユースデー大会の準備に合わせて、わたしは地方教会におけるこの記念日を刷新したいと思います。世界青年の日が定められてから35年がたち、わたしはさまざまな意見を聞き、また青年司牧に責任を持つ信徒・家庭・いのちの部署の助言も求めた上で、来年(2021年)より、各教区で祝われる世界青年の日を「受難の主日」から「王であるキリストの祭日」に変更することを決定いたしました。ワールドユースデーの創始者であり保護者である聖ヨハネ・パウロ二世教皇がいつも強調していたように、この記念日の中心が、人類のあがない主イエス・キリストの神秘であることに変わりはありません。

親愛なる若者の皆さん、「キリストは生きておられる」「キリストは治められる」「キリストは主である」とあなたの人生をもって叫んでください。皆さんが黙ったままでいると、石が叫び出すでしょう(ルカ19:40参照)。

 教皇フランシスコは、各方面の要望を踏まえ協議を重ねた結果、2021年より世界青年の日を「王であるキリストの祭日」に変更すると発表しました。



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