使徒的勧告 喜びに喜べ――現代世界における聖性

主からすべてのキリスト者へと向けられた、聖性への招きの考察。秘跡、犠牲、信心業といった、過去の多くの書で説かれる聖化の手段を反復するのではなく、一人ひとりが日常生活の中で、神と隣人への愛によって歩む聖性の道を説く。
【原文の発表年月日】2018年3月19日

原タイトル GAUDETE ET EXSULTATE
著者 教皇フランシスコ
発行日 2018/10/5
判型 四六・上製
ページ数 144 P
価格 本体価格 900円(税込990円)
ISBN 978-4-87750-213-3
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目次

 喜びに喜べ

第一章 聖性への招き
 励まし、寄り添ってくださる諸聖人
 身近な聖人
 主は呼んでおられる
 あなたも同じ
 キリストのうちにあるあなたの使命
 聖性につながる活動
 いっそう生き生きと、いっそう人間らしく

第二章 聖性の狡猾な二つの敵
 現代のグノーシス主義
  神なし、肉体なしの理知
  神秘を欠いた教義
  理性の制限
 現代のペラギウス主義
  謙虚さを欠いた意志
  看過されがちな教会の教え
  新ペラギウス主義
  おきての要約

第三章 師なるかたに照らされて
 時流に抗う
  「心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである」
  「柔和な人々は、幸いである、その人たちは地を受け継ぐ」
  「悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる」
  「義に飢え渇く人々は、幸いである、その人たちは満たされる」
  「あわれみ深い人々は、幸いである、その人たちはあわれみを受ける」
  「心の清い人々は、幸いである、その人たちは神を見る」
  「平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる」
  「義のために迫害される人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである」
 優れた基準
  師に忠実に
  福音の心髄を害するイデオロギー
  もっとも神の心にかなう礼拝

第四章 今日の世界における聖性のしるし
 辛抱、根気、柔和
 喜び、ユーモアのセンス
 大胆さ、熱意
 共同体の中で
 たえざる祈り
 
第五章 闘い、警戒、識別
 闘い、警戒
  ただの神話ではない
  目を覚まして、信頼しなさい
  霊的な堕落
 識別
  喫緊の必要
  いつも主の光のもとで
  超自然的な恵み
  語ってください、主よ
  贈与の論理と十字架の論理


あとがき 

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