
わたしたち人間のみがもつ特徴の一つである「働くこと」。「働く」とは何か、働くことの意味とそのキリスト教的霊性について説くとともに、労働問題や労働者の尊厳・権利にも触れ、現代社会における必要と教会の役割を示します。
【原文の発表年月日】1981年9月14日
原タイトル | LABOREM EXERCENS |
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著者 | 教皇ヨハネ・パウロ二世 |
発行日 | 1982/2/23 |
判型 | B6 |
ページ数 | 112 P |
価格 | 本体価格 777円(税込855円) |
ISBN | 978-4-87750-015-3 |
在庫状況 | 発売中 |
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目次
第一章 序
- 『レールム・ノヴァルム』九十周年にあたり人間の働くことについて
- 教会の社会活動と教えの有機的発展のなかで
- 社会問題の鍵、労働問題
第二章 働くことと人間
- 創世記による
- 客観的な意味での働くこと、科学技術
- 主体的な意味での働くこと、働く主体としての人間
- 正しい価値序列への脅威
- 働く人の連帯
- 働くことと人格の尊さ
- 働くことと社会、家庭と国家
第三章 歴史の現段階での労働と資本の闘争
- 闘争の要因
- 労働の優先
- 経済主義と物質主義
- 労働と所有
- 「人格主義」の見解
第四章 労働者の権利
- 人権の広い総体のなかで
- 直接および間接雇用者
- 雇用の問題
- 賃金その他の社会福利
- 労働組合の重要性
- 農業労働の尊厳
- 障害者と労働
- 労働と移住問題
第五章 働くことの霊性を求めて
- 教会の特別な任務
- 働くことで創造主の活動に参加する
- 労働の人、キリスト
- キリストの十字架と復活の光の中での人間の労働
注