いつくしみ――教皇講話集

いつくしみの特別聖年中に行われた一般謁見連続講話。聖年の意味の解説から始まり、旧約聖書における御父のわざを考察し、いつくしみに満ちたイエスの姿を福音書に見る。そして「ゆるすこと」と「与えること」といういつくしみの2本の柱を示して、慈善のわざの実践を促す。

原タイトル Catechesis on mercy
著者 教皇フランシスコ
発行日 2017/10/25
判型 A6
ページ数 224 P
価格 本体価格 800円(税込880円)
ISBN 978-4-87750-208-9
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目次

はじめに
なぜ、いつくしみの聖年なのか
聖年のしるし
いつくしみの聖年における降誕祭
神の名はいつくしみ
神は叫びを聞き、契約を結ばれた
いつくしみと正義
聖書におけるヨベルの年――正義と共有
いつくしみと権力
いつくしみと回心
いつくしみと慰め
いつくしみの聖年における聖なる過越の三日間
罪を消し去るいつくしみ
いつくしみの福音
わたしが求めるのはあわれみであって、いけにえではない(マタイ9・13)
罪をゆるされた罪深い女の涙(ルカ7・36―50)
行って、同じようにしなさい(ルカ10・25―37参照)
見失われた小羊(ルカ15・1―7参照)
あわれみ深い御父(ルカ15・11―32参照)
貧しさといつくしみ(ルカ16・19―31参照)
祈りはいつくしみの源(ルカ18・1―8参照)
謙虚な祈りはいつくしみを受ける(ルカ18・9―14参照)
カナ――いつくしみの最初のしるし(ヨハネ2・1―11)
いつくしみは光(ルカ18・35―43参照)
心を清くするいつくしみ(ルカ5・12―16参照)
母親へのあわれみ(ルカ7・11―17参照)
交わりの道具としてのいつくしみ(マタイ14・13―21参照)
いつくしみがもたらす尊厳(マタイ9・20―22参照)
救ってくださるもの――それはあわれみ(マタイ11・2―6参照)
わたしに学びなさい(マタイ11・28―30参照)
御父のようにいつくしみ深く(ルカ6・36―38参照)
十字架上のゆるし(ルカ23・39―43参照)
身体的な慈善のわざと精神的な慈善のわざ
飢えている人に食べさせ、渇いている人に飲ませること
旅をしている人に宿を貸し、裸の人に着せること
病者と受刑者のもとを訪れること
煩わしい人を辛抱強く耐え忍ぶこと
助言することと教えること
生者と死者のために神に祈ること

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