回勅 希望による救い

近代科学の発展により、私的・個人的領域に追いやられている希望。キリスト教信仰におけるその真価を示す回勅。聖書と初代教会の世界を通して希望の概念を明らかにし、近代におけるその変容を批判的に検討したうえで、現代人が希望を学び実践する「場」について考察をなす。解説=熊川幸徳師(サン・スルピス司祭会)

原タイトル SPE SALVI
著者 教皇ベネディクト十六世
発行日 2025/9/16
判型 A6
ページ数 128 P
価格 本体価格 750円(税込825円)
ISBN 978-4-87750-257-7
在庫状況 発売中

当出版局へご注文

書店でご購入

全国のカトリック書店で取扱っています。

オンラインでご購入

目次・内容を確認する目次・内容を閉じる

目次

序文
信仰とは希望である
新約と初代教会における、信仰に基づく希望の概念
永遠のいのちとは
キリスト教的希望は個人主義的なものか
近代におけるキリスト教的信仰と希望の変容
キリスト教的希望の真の姿
希望を学び、実践するための「場」
  一 希望の学びやとしての祈り
  二 希望を学ぶ場としての行動と苦しみ
  三 希望を学び、実践する場としての審判
希望の星であるマリア

  注
  解説

PAGE TOP