
だれをも取りこぼさず、すべての人を巻き込もうとした革新的な2021-2024シノドス。教皇フランシスコとシノドス第16回通常総会の連名により出されたその「最終文書」。本文のほかに、最終文書は「教会の生活と使命のための権威ある方向づけ」であり、「ペトロの後継者の通常の教導職に数えられるもの」と明言する教皇の「付記」と、シノドス後の使徒的勧告は公布しないことを告げる最後の全体会議閉会あいさつを含んだ「付録」を収める。なお、理解の助けとして関連年表と参加者名簿を付加。
【原文の発表年月日】2024年11月24日
原タイトル |
Per una Chiesa sinodale: comunione, partecipazione, missione Documento finale |
著者 |
教皇フランシスコ、シノドス第16回通常総会 |
発行日 |
2025/6/30 |
判型 |
四六・並製 |
ページ数 |
192 P |
価格 |
本体価格 800円(税込880円) |
ISBN |
978-4-87750-256-0 |
在庫状況 |
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目次
教会公文書引照文献
教皇フランシスコによる付記
はじめに
第一部 シノダリティの神髄――聖霊によって回心に呼ばれた者たち
神の民である教会、一致の秘跡
神の民の秘跡的ルーツ
シノダリティの意味と特徴
調和としての一致
シノドス的霊性
社会への預言となるシノダリティ
第二部 舟で一緒に――かかわりの回心
新たな関係性
さまざまな文脈で
宣教のためのカリスマ、召命、奉仕職
調和に奉仕する叙階された奉仕職
司教の役務――霊のたまものを一致のうちにまとめ上げること
司教とともに――司祭と助祭
シノドス流の教会における、叙階された奉仕者の協力関係
ともに宣教のために
第三部 網を打ちなさい――道筋についての回心
宣教のための教会的識別
意思決定プロセスの整備
透明性、説明責任、評価
シノダリティと参与機関
第四部 豊漁――きずなについての回心
根を下ろし、そして旅する人たち
たまものの交換
一致のためのきずな――司教協議会と教会会議
ローマの司教の奉仕
第五部 「わたしもあなたがたを遣わす」――宣教する弟子という民族の形成
結び――すべての民のための祝宴
付録
第一回全体会議開会あいさつ
第十七回全体会議閉会あいさつ
《補注・資料》
訳語に関する補注
関連年表
第十六回世界代表司教会議通常総会参加者名簿
あとがき