11月19日、第1回「貧しい人のための世界祈願日」に向けて

教皇フランシスコは、いつくしみの特別聖年(2015年12月8日~2016年11月20日)の閉年にあたり公布された使徒的書簡『あわれみあるかたと、あわれな女』(2016年)で以下のように、年間第33主日を「貧しい人のための […]


教皇フランシスコは、いつくしみの特別聖年(2015年12月8日~2016年11月20日)の閉年にあたり公布された使徒的書簡『あわれみあるかたと、あわれな女』(2016年)で以下のように、年間第33主日を「貧しい人のための世界祈願日」とするよう定めました。

「社会的に排除された者の聖年」ということを下地に、この特別聖年のもう一つの具体的しるしとして、教会全体において年間第三十三主日に、「貧しい人のための世界祈願日」を祝うべきだと感じました。万物の王である主イエス・キリストの祭日への、もっともふさわしい準備となるでしょう。なぜなら、キリストは、ご自分を小さい者や貧しい者と等しい者とみなし、いつくしみのわざについて、わたしたちを裁かれるからです(マタイ25・31―46参照)。それは、共同体と洗礼を受けている者それぞれが、どれほど貧しさが福音の中心にあるか、そして、わたしたちの家の戸口にラザロが横たわっているかぎり(ルカ16・19―21参照)、わたしたちに正義も社会的平和もありえないことを反省するのを助ける日となるでしょう。

日本の司教団も、同じ日をこの祈願日とすると、先月9月の臨時司教総会で決定し、ことしの11月19日が第1回となります。

教皇フランシスコはこの祈願日のための「メッセージ」も発表しています。

この祈願日を共同体でともに祈るにあたり、以下の教皇による文書は助けになるでしょう。

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