聖体とは何ですか?
(271)聖体は、主イエスが、十字架のいけにえをご自分の再臨まで世々に永続させるために制定した、ご自分のからだと血のいけにえそのものです。
このようにして、主イエスはご自分の死と復活の記念を教会に託されました。
また、聖体は、一致のしるし、愛のきずなであり、キリストが拝領され、霊魂は恵みに満たされ、永遠のいのちの保証が与えられる過越の会食です。
(『カトリック教会のカテキズム要約(コンペンディウム)』より)
キリストの聖体(祭日)について-2024年は6月2日
「教皇ベネディクト十六世の2009年6月14日の「お告げの祈り」のことば」
「キリストの聖体」の祭日は復活祭と聖霊降臨と深く結びついています。イエスの死と復活と、聖霊の注ぎは、「キリストの聖体」の前提だからです。さらに、「キリストの聖体」は、先週の日曜日に祝った三位一体の祭日とも密接に関連しています。神ご自身がかかわりであるがゆえに、初めてわたしたちも神とかかわることが可能となります。神が愛であるがゆえに、初めてわたしたちも愛し、愛されることが可能となります。だから「キリストの聖体」は神を現します。すなわち、神が愛であることをあかしします。・・・【全文】
「聖体」に関する参考書籍
- ヨハネ・パウロ二世 回勅『教会にいのちを与える聖体』
※残念ながら、現在は、品切れになっています。 - ヨハネ・パウロ二世 使徒的書簡『主よ、一緒にお泊まりください』
- ベネディクト十六世 使徒的勧告『愛の秘跡』