来日の記録

1981年2月23日~26日教皇ヨハネ・パウロ二世が教皇としてはじめて日本を訪問されました。東京、広島、長崎を訪問した教皇の言葉は、カトリック教会はもちろんのこと、日本の多くの人たちに大きな感銘を与えました。特に、全世界に向けて発せられた広島での「平和メッセージ」は、平和の巡礼者としてのその使命を表すことなり、今でも人々の記憶に残されています。
以下は、教皇ヨハネ・パウロ二世の来日の記録です。

【関連ページ】
特集:ヨハネ・パウロ二世 来日25周年 「写真でしのぶ ヨハネパウロ二世の平和の巡礼」
上の特集ページでは、教皇のこのページの記録を写真で紹介しています。ぜひご覧ください。

2月23日

15時05分
フィリピン、グアムの訪問を終えた教皇、フィリピン航空特別機で羽田空港に到着。ただちに東京カテドラル聖マリア大聖堂へ向かう。到着のあいさつ
15時50分
聖職者の集い。
16時40分
カテドラル敷地内のカトリックセンターで、教皇と同じポーランド出身のゼノ修道士(コンベンツアル聖フランシスコ修道会)を慰問。全国信徒代表の集いに臨席。
17時31分
宿舎の駐日ローマ法王庁大使館に到着。
19時00分
司教団の集いに臨席。教皇メッセージ。

2月24日

08時30分
エキュメニカルの集い。出席者一覧と教皇メッセージ
09時30分
諸宗教代表者の集い。出席者一覧と教皇メッセージ
11時00分
皇居で天皇と会見(45分間)。
14時00分
法王庁大使館で鈴木善幸首相と会見(35分間)。
15時15分
後楽園球場特設会場で教皇ミサ
17時15分
日本武道館で「ヤング・アンド・ポープ大集会」に出席。
19時30分
在京外交団の集い

2月25日

07時20分
上智大学を訪問。
08時25分
全日空特別機で広島に向けて羽田空港から出発。
10時11分
広島空港到着。
10時30分
「ローマ法王歓迎の集い」に出席。『平和アピール』を発表。
11時30分
記念館講堂で記者団との会見
12時00分
原爆資料館を見学。
12時30分
国連大学・広島市共催の特別講演「技術、社会、そして平和」。
15時15分
カトリック広島カテドラル世界平和祈念聖堂を訪問。
16時00分
長崎に向け、全日空特別機で広島空港を出発。
17時10分
雪が降る長崎空港に到着。
18時00分
浦上天主堂で「司祭叙階ミサ」を司式。

2月26日

08時00分
聖職者の集い。女子修道者に向けたメッセージを発表。
09時45分
長崎・殉教者記念ミサ」。5万7000人を前に教皇ミサ、76人の洗礼式を司式。
15時20分
日本二十六聖人記念館を訪問。このときバチカン国務省長官のカザローニ枢機卿は、教皇の名代として平和祈念像を訪問。
15時55分
大浦天主堂を訪問。
16時35分
福者マキシミリアノ・マリア・コルベ神父ゆかりの聖母の騎士修道院を訪問。
17時05分
恵みの丘長崎原爆ホームを訪問。
20時40分
長崎市内のカトリック・センターで、離日のあいさつ
22時00分
日本航空の特別機で、アンカレッジに向けて出発。

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