内閣総理大臣 海部 俊樹様 政府は、国際移住機構(IOM)からの要請を受け、湾岸戦争の犠牲者である避難民 の移送のために自衛隊機の派遣をご決定になりましたが、私どもは、政府がIOM の要請 にこたえるためには、移送機と […]
教区 司教様 湾岸戦争突入の中で平和を求める祈りの実施についてのお願い +キリスト、わたしたちの平和! 前略失礼させて戴きます。 昨1月17日(木)に開催されまし […]
兄弟姉妹である信徒、修道者、司祭の皆さん 司教総会の経過 わたしたち司教団は、12月11日から14日にかけて臨時司教総会を開き、第1回 福音宣教推進全国会議(以下、第1回全国会議と略す)を受けて第2回福音宣教推進全 国会 […]
1991年「世界平和の日」メッセージ
(1991年1月1日)
「もし平和を望むならば、各人の良心を尊重しなさい」
内閣総理大臣 海部 俊樹 様 私どもは、日本国憲法が定める政教分離の原則が厳守されることを願い、1989年 11月9日、国家行事としての即位の礼と皇室の私的宗教行事である大嘗祭とが混同の 余地を残さぬよう、したがって、 […]
1991年「第28回 世界召命祈願日」教皇メッセージ 兄弟である司教様方 全世界の兄弟姉妹の皆さま 1.すべての召命は、祈りによって願わなければならない神からの賜物、また、聖なる生活によるあかしによって裏づけられなければ […]
1991年 四旬節メッセージ
「ただで受けたのだから、ただで与えなさい。」(マタイ10・8)
1990年「世界平和の日」メッセージ
(1990年1月1日)
「創造主である神とともに生きる平和、創造されたすべてのものとともに生きる平和」
内閣総理大臣 海部 俊樹様 最近、国民の関心は、新天皇の即位の儀式に集まっております。それは、来年秋に予 定されている大嘗祭と呼ばれる天皇家の宗教儀式と、国家の行事としての即位式がどの ような関係のものとして行われるか […]
日本国内閣総理大臣 海部 俊樹 様 私どもは日本のカトリック教会の指導責任を負う「日本カトリック司教協議会」会員 ですが、人道上の見地から、下記の件につきまして、日本政府としてのご尽力お願い申 し上げたく、ここに一筆啓 […]
1990年 四旬節メッセージ
STATEMENT TO UN DECOLONIZATION COMMITTEE SESSION ON EAST TIMOR
Aloisius Nobuo Soma,Bishop of Nagoya New York,14 August 1989
内閣総理大臣 竹下 登殿 要望書 信教の自由と政教分離の原則は、日本国憲法の基本の一つに関わることであります。 政府におかれましては、この日本国憲法の基本理念に則り、昭和天皇の大喪の礼から新 天皇の即位の礼に至る諸儀礼 […]
神父様、修道院長様 第二バチカン公会議は、他宗教との対話を推進するよう教えています。この精神をもって、神道を正しく理解し、神道の教える正しい宗教心に対して尊敬を払うことは大切ですが、日本古来の神道と、明治以降、特殊なか […]
カトリック信者の皆さん 司教団は、神に召された天皇の永遠の安息を祈り、心から哀悼の意を表します。 昭和天皇のまれにみる長い在位期間はまことに激動の時代でありました。それは、相 次ぐ戦争と、敗戦、復興の時代でした。その […]
1989年「世界平和の日」メッセージ
(1989年1月1日)
「少数者の尊重なしに平和は来ない To Build Peace,Respect Minorities」
大阪入国管理局長殿 日本カトリック司教協議会の中で社会問題を扱う社会司教委員会は、同封別紙の通り、本年10月5日付で法務大臣宛要請書を提出いたしましたが、自らの良心にしたがって行動をとった宣教師については、個人の良心と […]
法務大臣 林田悠紀夫様 1988年7月20日、貴大臣に宛て「宣教師の在留不許可についてのご質問」を提 出いたしましたところ、同年8月5日、法務省入国管理局警備課長町田幸雄氏よりご返 書をいただきました。 私どもは、外国人 […]
法務大臣 林田悠紀夫殿 今年6月1日より改正された外国人登録法が施行されております。施行前日には、法 務大臣談話において、指紋拒否者にたいする再入国不許可、在留不許可などのいわゆる報復措置はない旨の発言があり、わたしたち […]
1988年「世界平和の日」メッセージ
(1988年1月1日)
「信教の自由」-平和な共存のための条件―