
1997年「世界平和の日」メッセージ
(1997年1月1日)
「どうかゆるし合ってください、そして平和を手にしてください」
-殉教者の意味を考える- はじめに 使徒的書簡『紀元二〇〇〇年の到来』は、殉教者について度々言及しています。日本 のカトリック司教団もイエス・キリスト生誕二〇〇〇年に備えて、各地で日本の殉教者 崇敬の行事を盛り上げるよ […]

聖書に基づく信仰教育を刷新してください、
より効果的な召命促進のために!

1997年 四旬節メッセージ
「あなたたちは、わたしが旅をしていたときに宿を貸してくれた」(マタイ25:35)

1997年「世界病者の日」教皇メッセージ
マリアは言った。「この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください」
日本のカトリック教会の皆さんへ はじめに キリストにおいて兄弟姉妹である皆さん、 教皇ヨハネ・パウロ二世は、一九九四年十一月十日、使徒的書簡『紀元二〇〇〇年の 到来』を発表しました。イエス・キリストの誕生以後の時の流れ […]
青柳さんの地裁判決に対する私たちの見解 本年1996年3 月13日、福岡地裁はペルー人を紹介したとして、出入国管理および難民認定法(不法就労助長罪)違反に問われていた青柳行信さんに対し、懲役八月、執行猶予三年の有罪判決 […]

毎年、各国の教会は、それぞれの司教協議会で定めた日を「世界移住の日」と し、特に移住者と難民のために祈り、献金することにしています。日本の司教協 議会は、「世界移住の日」を「カトリック国際協力の日」とし、9月の第2日曜 日を当てています。「イエスが教会に託した神のことばをのべ伝える任務は、キ リスト者が他国へ移住していくという歴史のなかに、最初から組み込まれてきま した」。教皇ヨハネ・パウロ2世は1997年の「世界移住の日」のメッセージのな かでこのように語っています。

内閣総理大巨 橋本龍太郎殿 私たち社会司教委員会は、日本カトリック司教協議会の中で社会の間題に関する事柄 を担当し、全世界のカトリック教会と密接な連絡を取りつつ、内外の人権と福祉、社会 正義と平和の促進に努めております。 […]

「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリヤの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる」(使徒言行録1・8)。
内閣総理大臣 村山富市殿 法務大臣 宮沢 弘殿 私たちは、1995年10月11日に提出した宗教法人法「改正」に関する要望書の 中で、オウム真理教の事件について「破壊活動防止法」は、宗教弾圧につながるものであるために、こ […]

1996年「世界平和の日」メッセージ
(1996年1月1日)
「子どもたちに平和な未来を贈りましょう」
関係者各位 はじめに 「オウム真理教にかかわる一連の事件」は、わたしたちに非常に大きな衝撃を与えました。今この事件の全貌は、警察の取り調べによって解明され、法廷によって裁かれようとしております。わたしたち、カトリック […]
内閣総理大臣 村山 富市 殿 オウム真理教事件を契機として宗教法人法「改正」論議が起こり、この度、文部省・ 文化庁より「改正」案骨子が発表されました。私たちはその内容を検討した結果、以下 のように今回の「改正」に強く反 […]

1996「世界病者の日」教皇メッセージ
マリアは病者介護の模範です

1996年 四旬節メッセージ
「あなたがたが彼らに食べる物を与えなさい」(マタイ14.16)

「すべてのキリスト者は、福音を告げ知らせ、
救いを伝えるために、神から選ばれています」

毎年、各国の教会は、それぞれの司教協議会で決めた日を「世界移住の日」とし、特に移住者のために祈り、献金することにしています。日本の司教協議会は、「世界移住の日」を「カトリック国際協力の日」とし、9月の第2日曜日を当てています。今年の教皇の「世界移住の日メッセージ」は、違法状態にある移住者を兄弟姉妹として受け入れる義務が特に部分教会(教区)にあることを明言しつつ、一人ひとりのキリスト者に連帯と協力を訴えています。
わたしたち日本カトリック司教団は今年2月、『平和への決意-戦後五十年にあたって』を発表し、「キリストの光のもとに戦争の罪深さの認識を深めて、明日の平和の実現に向けて全力をつくす決意を新たに」いたしました。その中で「核兵 […]