議長代理西村桃子さん
司教協議会 日本代表菊地 功大司教
専門家およびファシリテーターシスター弘田 鎮枝
総書記ジャン=クロード・オロリッシュ枢機卿
シノドス総会-第2会期
開始前2 日間の黙想
開始前発表文書
- 菊地 功大司教:シノドス第16回通常総会 第二会期の始まりにあたって
- 西村桃子さん:第二会期にむけて:アジアのシノドス参加者の会議に参加して
- 高山 徹師:国際会議「シノドスのための小教区司祭の集い」について
- 小西広志師:シノドス第16回総会-第2会期の予想される内容
- 菊地 功大司教:アジア、アフリカ、ラテンアメリカの司教協議会連盟によるシノドス関連会合(2024.9.4)
世界代表司教会議 第16回通常総会 「討議要綱」−第2会期
第16回通常総会 第2会期(2024年10月)の「討議要綱」(日本語版)公開
関連資料 他
『シノドスハンドブック』
シノドスの歩みを深めるために、日本カトリック司教協議会シノドス特別チームが編纂したシノドスハンドブックです。「シノダリティ」について、「シノドス的」な教会となるために、「霊における会話」について等のQ&Aや、「霊における会話」の実際のやり方など分かりやすく解説してあります。リンクをクリックするとPDFファイルが開きますので、ダウンロードしてお使いください。
シノドス第2会期のための日本の回答
第1会期が終了した際に発表された文書「世界代表司教会議(シノドス)第16回通常総会『2024年10月に向けて』」中、「1.2 作業整理のためのいくつかの提案」で示唆されたとおり、第1会期の「まとめ」報告書を各国で深め、その結果を5月15日までに、シノドス事務局へ送付することとなっていました。以下は、その「回答(邦文・英文)」で、この3月に教区代表が集まって、東京・日本カトリック会館で行われた「日本のシノドスのつどい」で分かち合われた内容をもとに、起草されたものです。
- シノドス的教会を目指して 日本のカトリック教会の挑戦(2024年5月4日)
- Toward a Synodal Church: The Challenge for the Catholic Church in Japan(2024年5月4日)
小教区司祭のためのシノドス
23年のシノドス第1会期の提言の中、「来年のシノドスの歩みにおいて、聖職者(助祭、司祭、司教) がより積極的に参加する方法を見つける」必要性が確認されました。これを受けて、シノドス事務局と聖職者省は、福音宣教省(初期宣教部門)および東方教会省と協力し、小教区司祭代表のための国際会議「シノドスのための小教区司祭」を、4月28日〜5月2日、ローマ郊外で開催しました。日本からは、髙山徹神父(大阪高松教区)が参加しています。そこで、教皇フランシスコと、シノドス事務局長グレック枢機卿は、小教区で働く司祭たちが引き続き、それぞれの現場で、シノドスの動きに積極的に関わるよう呼びかけています。
- グレック枢機卿書簡「国際会議『シノドスのための小教区司祭』を受けて」(2024年5月15日)
- 教皇書簡「国際会議『シノドスのための小教区司祭』を受けての三つの提案」
- (シノドス)小教区司祭の集い 実施要綱案(2024年5月15日)
第2会期の5視点と継続検討となる10課題
2024年3月、教皇庁シノドス事務局より、10月の「第2会期で深められるべき5視点」;
- 地方教会のシノドス的姿、
- 各教会グループのシノドス的姿、
- 普遍教会のシノドス的姿、
- シノドス的方法、
- シノドスの「場」
と、第1会期で挙げられたもののうち第2会期を超えて、翌2025年にかけて検討が続けられる「10の課題」;
- 東方諸教会とラテン教会の関係性の諸相
- 貧しい人の叫びに耳を傾ける
- デジタル環境における宣教
- 宣教するシノドス的観点からの『司祭養成基本綱要』改訂
- 特定の奉仕職の形態に関する神学的・教会法的事象
- 宣教するシノドス的観点からの、司教・奉献生活・教会諸団体の関係性に関する文書改訂
- 宣教するシノドス的観点からの、司教の人格と奉仕職の諸相(司教職候補者の選定基準、司教の法的機能、使徒座訪問[アドリミナ]の性質と経過)
- 宣教するシノドス的観点からの、教皇の代理者の役割
- 議論の分かれる教義的、司牧的、倫理的諸課題について、共同識別するための神学的基準とシノドス的方法論
- 教会実践における、キリスト教一致の旅がもたらす果実の受容
が発表されました。後者は、2月に教皇が発表した指示に沿ったもので、各課題ごとに研究部会も設置されます。
- シノドス第16回通常総会第1会期中に提起され、教皇庁各省と協力し検討されるべき諸課題に関する研究部会(2024年3月14日)
- 教皇書簡「第2会期継続検討10課題」(2024年2月22日)
- 宣教するシノドス的教会となるには−−第2会期に向けて神学的に深められるべき五つの視点(2024年3月14日)
- グレック事務局長書簡「第2会期5視点と継続検討10課題」(2024年3月14日)
第1会期から第2会期へ向けての諸文書など
2023年10月、バチカンでの、シノドス第1会期終了後から、24年10月の第2会期に向けて発表された諸文書です。この中の『2024年10月に向けて』文書にある指示にしたがって、24年3月「日本におけるシノドスの集い」が実施されました。この集いでの分かち合いをもとに、5月までに教皇庁シノドス事務局に提出する日本の「回答」が作成されます。
- お知らせ:日本のシノドスのつどい(2024年3月7−8日)開催(2024.3)
- 世界代表司教会議 第16回通常総会 第2会期に向けての取り組みについて(2024.1.26)
- 世界代表司教会議(シノドス) 第16回通常総会 2024年10月に向けて(2023.12.11)
- シノドス総会第1会期「まとめ」報告書:ワークシートダウンロード(PDF 252KB)・シノドス総会第1会期(2023年)「まとめ」報告書をもとに、1)23年10月のシノドスの成果を地方教会レベルで受け取ること、2)各地方教会においてシノドスの道の会話を続けること、の2点を目的としています。
- 3つの焦点に沿った活動一覧(日程表)ダウンロード(PDF 68KB)・シノドス総会第1会期(2023年)から、24年10月の第2会期に向けて
- 霊における会話(図)ダウンロード(JPG 402KB)
シノドスのための祈り
Adsumus Sancte Spiritus(聖霊よ、わたしたちはあなたの前に立っています)
あなたのみ名によって集います。
わたしたちのもとに来て、とどまり、
一人ひとりの心にお住まいください。
わたしたちに進むべき道を教え、
どのように歩めばよいか示してください。
弱く、罪深いわたしたちが、
一致を乱さないよう支えてください。
無知によって誤った道に引き込まれず、
偏見に惑わされないよう導いてください。
あなたのうちに一致を見いだすことができますように。
わたしたちが永遠のいのちへの旅を続け、
真理と正義の道を迷わずに歩むことができますように。
このすべてを、
いつどこにおいても働いておられるあなたに願います。
御父と御子の交わりの中で、世々とこしえに。
アーメン。