キリストにおいて結ばれている兄弟、姉妹の皆さん 新年おめでとうございます。 いよいよ、新しい年とともに、今年一年を大聖年として祝うことになりました。 私たち全世界のキリスト信者は、全ての人の救い主イエス・キリストが、この […]
紀元二〇〇〇年をめざして 教皇ヨハネ・パウロ二世使徒的書簡『紀元二〇〇〇年の到来』要旨 大聖年準備特別委員会 ここで公開している文章は、1996年3月22日、大聖年準備特別委員会から発表された同名小冊子の全文です。 日本 […]
内閣総理大臣 小渕恵三様 通商産業大臣 深谷隆司様 科学技術庁長官 中曽根弘文様 去る9月30日に茨城県東海村で起きたJC0束海事業所におけるウラン臨界事故は、わたしたちに大きな衝撃を与えるものでした。その後の報道による […]
――日本のカトリック教会として――― 日本カトリック司教協議会 1999年6月16日 はじめに わたしたちはキリスト生誕2000年の大聖年の敷居をまもなく越えようとする時を生きています。振り返ってみれば、20世紀は目覚 […]
厚生大臣 宮下創平殿 はじめに 現代の科学技術は驚くほどの早さで進歩し続けています。生命科学の領域も例外ではありません。新しい医療技術が開発された結果、以前なら不治の病と言われていた疾病も、今日では克服できるようになっ […]
1998年の待降節第一主日(11月29日)から、大聖年(2000年)の直前準備第3年目に入ります。
日本カトリック司教協議会の大聖年準備特別委員会(委員長・白柳誠一枢機卿)は諸聖人の祭日(11月1日)に、以下のようなメッセージを発表しました。
内閣総理大臣 橋本龍太郎殿 1998年5月、南西アジア(インド・パキスタン) に核拡散の嵐が吹き荒れました。 この事態に対し、わたしたちは怒りと同時に、人類が今なお紛争解決の手段として 対話の道を選べないでいることに悲 […]
大聖年直前の準備第二年目・テーマ「聖霊」 聖霊降臨の主日・司教協議会メッセージ(1998年5月31日) 教会の使命は、わたしの使命 1.2000年の大聖年の準備 大聖年直前準備の「聖霊の年」に「聖霊降臨」を祝うわたした […]
救い主イエス・キリストとアジアにおける愛と奉仕の宣教 彼らがいのちを豊かに得るように アジア特別シノドスが4月19日、バチカンで始まりました。これから5月14日まで約1ヶ月、アジア各国の司教たちが地域の諸問題について話し […]
内閣総理大臣 橋本龍太郎殿 私たち日本カトリック司教協議会では、日頃から社会の問題に関する事柄に 関心を持ち、全世界のカトリック教会と密接な連絡を取りつつ、内外の人権と福 祉、社会正義と平和の促進に努めております。 […]
法務大臣 下稲葉耕吉殿 私たちカトリック教会は、さまざまな事情から来日する外国人の援助に、微 力ではありますが、これまで積極的にかかわってまいりました。日本で働く彼ら が直面する問題は複雑で、彼らを支え助けることは容易 […]
大聖年準備第一年目 「キリストの年」の第三のメッセージ 1997年10月17日発表 はじめに わたしたちは信仰宣言において、「主はわれら人類のため、また、われらの救いのために、天よりくだり、聖霊によりて、おとめマリアよ […]
ここに記す日本のカトリック教会としての公式回答は『提題解説』に添付さ れた質問事 項に逐一答えるものではないが、日本全国から寄せられた貴重な意見を日本の 司教団として受け止めた上で、アジア特別シノドスでの討議が有意義な […]
すべての善意の人びとへ はじめに 最近イギリスのロスリン研究所のキャンベルとウィルマット両博士を中心とす るクロ-ン研究チ-ムが、クロ-ン羊の作成に成功したことをイギリスの科学専 門誌『ネイチャ-』に発表しました。これは […]
はじめに 皆さん、すでにご存じのように、ヨハネ・パウロ二世教皇は紀元二〇〇〇年を「大聖年」とし、一九九七年から一九九九年までの三年間を特別な準備期間とすると宣言され ました。第一年目の今年は、「聖霊の働きによって人とな […]
-殉教者の意味を考える- はじめに 使徒的書簡『紀元二〇〇〇年の到来』は、殉教者について度々言及しています。日本 のカトリック司教団もイエス・キリスト生誕二〇〇〇年に備えて、各地で日本の殉教者 崇敬の行事を盛り上げるよ […]